トホカミエヒタメ

神話 神道 天照大神 伊勢神宮 多次元、そして宇宙人

どっぷり理不尽の中のインナーチャイルド達

風邪でようやく起きてこれて
夕飯食べるときにさ

母親がミキサーで作ってくれた
バナナジュースを少し飲んで喉が
痛いからヤダって言ったらさ
そのバナナジュースが食卓から
後ろの障子までビシャー!って
飛び散ったよね

父親がぶちまけたよね

後から障子にシミがついてて
笑っちゃったね


二階のない平屋のボットン便所だったね
玄関がなくってさ 継ぎ足したサッシから
靴を脱いで入っていたよね

でもあの家は大好きだったんだよ
縁の下に半分隠れてる池もあったし
奥まった場所だから 基地みたいだったし
だけど恥ずかしかったよね

でもってさ 父親は聞こえが良いだけの
公務員だけど ごみ収集車のドライバーだったね

もちろん今は感謝してるけど
当時は色んなところでため息というか
恥ずかしかったよね

セブンもきっと不思議だし
恥ずかしい家だって思っているよね
大きな家が欲しいよね
セブンにはちっとも夢を
聞かせてあげなくて ごめんなさい

もう自分の家が皆んなの家より
小さいし狭いしヘンだって事は
気がついていたよね
それをさ パパは少しもセブンを
フォロー出来ない父親で
そんな事を言うセブンから
間違いなく逃げていたよ

情け無い

セブンとナインのために
大きい家を建てるよパパ
約束だよ